ミシガンの長い冬が終わり、ようやく春らしく。
明け方に玄関のドアを開けると、木々がきれいな花を咲かせていた。
子供の時分に、鎌倉に住んでいた祖父母にたびたびフラワーセンター大船に連れて行ってもらった。
広い園内は公園のように見えて植物園であるから、遊具の類はなくて、バットを振り回すことができなければ、自転車を乗り回すこともできず、花木の良さもわからずに子供心に退屈だった。
そんな調子の僕はいくつになってもクルマのことばかりで、花木を見て何かを感じることはなかったのだけれど、四十代になったいつだったか、一枚の花の写真から「ああ、いいものだな」と思うようになった。
食卓に花を置いてみようかと考えたりする自分が可笑しい。
このまま歳をとっていくと、行きつく先は盆栽か。いや、まさか。
フフフ。盆栽。あっはっは!車の形に刈り込んでいたりして。
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バリカンさん
コメントありがとうございます。タイヤは正円になるまで、正確に刈り込もうと思います(笑)。
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