横浜にて

 

SLKと過ごした一週間は、早送りでもしているかのように時が過ぎていった。
高速道路を飛ばし、山道を駆け上がり、渋滞に遭うのも、コンビ二に行くのも、給油も洗車も全ての時間を楽しんだ。

新しいおもちゃを買ってもらった子供のように ―― と、言えば聞こえが良すぎてしまって、“小学三十九年生” の名目こそ相応しい。
あの頃、帰宅の時間を知らせる夕焼けのチャイムが鳴ると「もっと遊んでいたかったのに」と思ったのと同じように、SLKから降りて、ドアを閉じると「寄り道も、遠回りもすればよかったか」などと思ったりした。

朝焼けの山下公園の前で写した一枚の写真が気に入っている。
その美しい姿にいつか見た可憐な赤い花が重なった。

 

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1件のフィードバック

  1. よかったね。ある意味モードに入っちゃうかもしれないもんね(笑) 初代SLK、15年~20年位前の車だからちょっと懐かしい。乗ったことはないけど、雑誌でZ3とMiataとの比較テストの記事読んだ記憶が。

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    • BlueSkyさん
      コメントありがとうございます。モードに入れてくれるオートマもありまして(笑)。そうですね、SLKは誕生から20年になりますが、その魅力は色褪せません。

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  2. 小学39年生。もはやハイスクール奇面組ですね。SLK楽しめたということはマニュアルだったのかな?

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    • BlueSkyさん
      コメントありがとうございます。クラスメートはいませんが(笑)。SLKはマニュアルではなかったのですが、味のあるオートマで良いフィーリングでした。

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